こんにちは。
アラフィフなにわ主婦です。
2ヶ月入院していた義父が退院しました。
コロナの影響もあり入院中は面会できず
久しぶりにウチに帰ってきた義父は
痩せこけて別人のようになっていました。
元々腎臓が悪く、
週3回の人工透析が欠かせない状態。
そこに肺の機能も低下していたので
入院していたのですが、
酸素マスクをしていたら
日常生活が可能とのことで
退院許可がおりウチに帰ってきました。
介護ベッドに酸素の準備、
そして80歳をとっくに過ぎ足腰も弱いので
家中に手すりの準備まではしていたのですが
ショックだったのは
認知機能も低下していることでした。
これは想像していなかった…
義母が認知症を発症したのが60代。
義父は80代での発症。
病院で診断されたわけではありませんが
恐らく発症したのかな?と思っています。
年明けにでも病院に行く予定です。
寝起きはどうも記憶が怪しくなるのか
昔働いていた会社に出勤しようとしたり、
銭湯に行こうと家を出たり。
過去の記憶の中での生活に
なってきているようです。
その手の話を聞いたり話を合わして
お話しする事は義母の時に経験済みなので
お手ものもなのですが
徘徊となると話は別。
常に物音や気配に神経を立てていて
気の休まる時がありません。
この徘徊という言葉ですが
私たちが何気に意味もなく
外を歩きまわっていると思っていますが
本人にはれっきとした理由があり
外出しているんです。
義母の時はいつも
家に帰る目的で徘徊していました。
常に中学生の時の記憶でいた義母にとっては
今住んでる家ではなく、子どもの頃に
住んでいた家に帰りたかったんですね。
義父は今のところ仕事関係かな。
仕事に行こうとしたり、
面接に行こうとしたり…
仕事の話ばっかりしています。
人それぞれ
自分の中で一番思いが強い時代に戻るのかなぁ?
それならもし私が認知症になったら
「ソウルに行く!」と言って
徘徊始めるんでしょうね笑
ある程度の介護は覚悟していましたが
両親とも認知症になるとは…
義父の退院後、現状を目の当たりにして
昨日まではお先真っ暗で
イライラしていました。
もう勘弁して〜
あの地獄のような生活がまた始まるの?
と…
よくスピリチュアルの世界で
人は生まれてくる前に今世での使命を決めて
生まれてくると聞きますよね。
これが今世で私がやるべき課題なのかも…?と
思い始めると、とても気が楽になりました。
自分を犠牲にし、
無理をして介護をするのではなく、
自分にできることを一生懸命しよう。
せっかくなら楽しめればいいですね
心のどこかで夫がやればいいやん!って
思って逃げていた部分があったんですが
逃げずにきっちり向き合っていきます。
どうせやるなら知恵をしぼって
後悔する事なくやりきろう!
これも経験!2回も経験させてもらえて
良かったと思います。
同じように認知症の介護で悩んでいる方に
少しはアドバイスできるかもしれないですよね。
誰かの役に立つことができたらいいなぁ。
